口のカベ新聞

抗生物質(抗菌薬)について

歯の病気が重症におちいった時に、抗生物質を使用します。
抗生物質とは、微生物(細菌、ウイルス、カビなど)が産生し、他の微生物の増殖を阻害する物質のことです。抗生物質はその構造から7つぐらいに分類され、抗菌作用から、核酸合成阻害、細動壁合成阻害、タンパク質合成阻害に分けられます。
抗生物質は病原性をもつ細菌を死滅させることを目的として使用しますが、腸やお口などの体内に生息する善玉菌も死滅させることがあります。また、抗生物質がきかない耐性菌(MRSA、黄色ブドウ球菌)も存在します。
歯および他の体の病気を治すために抗生物質を服用する時は、抗生物質の選択が重要です。必ず、歯科医師の指示に従ってください。

投稿者 京町山本歯科 | 記事URL

歯の神経を取ったのに、なぜ痛みが生じるのですか?

まれですが、処置後に痛みを覚えることがあります。とくに、痛みを認めた歯に対して認めることが多いです。
歯の神経を取る時には事前に麻酔(局所)行います。むし歯が原因で感染した神経(歯ズイ)を取る時に特殊な器具を用いて、治療を行います。メスを用いて切った後の傷と同じで、神経を切断した時の痛みが存続することがあります。その痛みは、徐々に消失します。続く時には痛み止めを服用してください。
その後も痛みが続く時には、歯根の中を消毒する必要があります。処置後に感染することがありますので、治療の中断をしないでください。重症になることがありますので!!

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歯の歯根の数について

ヒトの歯は28本(親知らずをのぞく)で、上下14本ずつであり、歯の形から前の歯(前ぜん歯し)、小さい奥歯(小臼歯)、奥の歯(大臼歯)の3つに分けられます。
歯根の数については、前歯が1根で、小臼歯は1根ないし2根です。大臼歯は2根ないし3根です。
また小臼歯と大臼歯については、上と下の歯で、歯根の数に違いを認めます。なお、神経(歯ズイ)はそれぞれの根に存在します。

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大人になっても歯並びを治すことができますか

歯の根を支える骨などの組織が健康ならば、基本的に年齢に関係なく、歯科矯正治療は可能です。
歯の周りの組織は、歯のほうから歯根膜、歯そう骨、歯ぐきからなっています。歯並びをよくするには、歯に装置を装着し、力をかけて骨の中で歯を移動します。
大人はあごの成長が止まり、あごの骨の形が完成されています。このことから、歯の移動は年齢が低いほうが早いです。
また、歯を適切な位置に移動した後、後もどりを防ぐために、歯を移動した期間と同じ程度の期間、歯を適切な位置に保つことが必要です。これを保定と言います。骨折した時と同じで治りは若い人のほうが早いことから、大人の保定期間は長くなります。
このように、大人の歯並びの矯正治療は治療期間が長くなります。

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歯の矯正治療は痛みを伴うのでしょうか?

その痛みは日常の生活に支障ないものといえます。痛みの程度については個人差が認められます。
痛みに関しては、奥歯の間に装置を入れる時の痛み、ワイヤーなどを装着して歯が動きはじめる時の痛み、装置を装着した時の違和感などがあります。これらの痛みは数日で治ります。
以前に比べ歯の矯正のための装置は進化し、治療期間が短縮される傾向にあります。

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