口のカベ新聞

知覚過敏症について

強いブラッシング圧、硬い歯ブラシの使用などの過度なブラッシングによって、歯の表面の硬いエナメル質が摩耗し、その下層の象牙質が露出することによって知覚過敏症が生じます。
露出した象牙質には歯の中の神経に向かって細い管を有していることから、一過性(瞬間的)の温冷刺激を認めます。成人の100人中20人ぐらいが象牙質知覚過敏症を認めると言われています。
治療法に関しては、まず正しいブラッシングを徹底し、プラークがない状態を保つことによって、だ液中のカルシウムが沈着し、再石灰化が生じ、象牙質表面の細い管が閉鎖されます。また、フッ素や塩化ストロンチウムを含む歯ミガキ剤も有効です。
コーテイング材を使用する方法もあります。これは、露出した象牙質に特殊な樹脂をコーテイングすることにより、冷水などの刺激を遮断することができます。
他には、歯科用レーザーを用いる方法があります。
さらに近年では、かみ合わせを調整することで歯にかかる圧力を調整し、症状を和らげる方法をとる場合もあります。

投稿者 京町山本歯科

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