口のカベ新聞

20歳代に歯肉炎の発症率が高いと言われています。

国の口腔衛生事業の充実に伴い、小、中学生のむし歯の発症率は低くなりましたが、近年、20歳代の人たちに歯肉炎の発症率が高くなる傾向にあります。
その要因として、不適切なブラッシングがあげられます。この世代の人たちは、小学生のころに口腔衛生指導を受けており、ブラッシングの習慣を有していますが、あごの成長および歯の萌出の完成からプラークの付着しやすい部位が生じます。よって、歯と歯ぐきのところのブラッシングの不備から、成熟したプラークを認め、時として歯石を認めることがあります。
このようなことから、歯ぐき付近の成熟したプラークの刺激により歯肉に炎症が生じやすくなります。これを放置すると将来、歯周病を生じやすくなる可能性が高いのです。
20歳代の人たちは、とくに歯ぐきの境い目のブラッシングの強化を図る必要があります。

投稿者 京町山本歯科

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