口のカベ新聞

口のウイルス感染症とは

お口に発生するウイルス感染症の多くは、皮膚感染症、腺感染症です。
a.単純疱疹とは
一次感染と二次感染とに分けられます。
一次感染は1~6歳に生じ、発熱と歯ぐきの出血を伴い、お口の粘膜に痛みを有する水疱を形成します。その後、水疱は破れて、10日から2週間で治ゆします。
二次感染(再発性単純疱疹)はウイルスが上皮に潜伏し、ストレスなどにより再発します。多くは思春期以降の女性で、口唇と皮膚との境界に数個以上の水疱を形成します。時としてこれを反復します。



b.帯状疱疹とは
小児期に飛沫感染し、全身に水疱性疱疹、発熱、痛みを引き起こします。ウイルスはセキズイ神経節に潜伏し、成人期の再発では神経の走行に沿って痛みと発疹を起こします。お口の中でも水疱が生じます。

c.流行性耳下腺炎
代表的な腺ウイルス感染症であり、高熱を伴い、耳下腺部の腫脹を呈します。
   

投稿者 京町山本歯科

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