口のカベ新聞

むし歯になりにくい糖について

むし歯は、むし歯菌が食物中の炭水化物を分解・発酵させ、
乳酸という酸を産生し、歯の表面を溶かします。よって、炭水化物こと
砂糖(スクロース)がむし歯の発症に重要な役割を果たしています。
私たちは毎日さまざまな形でスクロースを摂取しています。
日常生活で甘味を取らずに生きていくのは無理なので少しでも
スクロースを減らす方法として代用糖の利用があります。
それらにはソルビトール、キシリトール、サッカリンという代用糖があります。
ソルビトールは吸湿性が強く、歯みがき剤に10%前後含まれています。また、
糖尿病患者用の甘味料として使用され、チューインガム、キャンディー類にも
使用されています。
キシリトールは多くの野菜や果物に含まれている。スクロースと同程度の甘味
を持ち、スクロースに比べ、プラークを形成する能力が極めて少ないことから、
むし歯の予防に役立つといわれています。
サッカリンはスクロースの500倍の強い甘味を持ちます。
ダイエット用の非カロリー性甘味料として清涼飲料水やアイスクリームなどに
利用されています。

投稿者 京町山本歯科

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